明治安田生命J1リーグの清水エスパルスを昨年11月まで率いていたミゲル・アンヘル・ロティーナ氏が、将来的なJリーグ復帰に前向きな姿勢を見せた。13日、スペインメディア『El Confidencial』が伝えている。
同氏はレアル・ソシエダやビジャレアルなどで指導者としてのキャリアを積み重ねると、2017年に東京ヴェルディの監督に就任。東京ヴェルディで2シーズンつづけてチームをJ1昇格・参入プレーオフへ導いている。そして2019から2シーズンにわたってセレッソ大阪を率いると、2020シーズンはJ1リーグ4位でフィニッシュ。セレッソ大阪に2021シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場権をもたらしていた。
そしてロティーナ氏は2021シーズンから清水エスパルスで指揮を執っていたが、強固な守備を基軸とした戦術の浸透に時間を要して勝ち点を思うように積み重ねることができなかった。そして昨年11月3日開催のJ1リーグ第34節・FC東京戦で0-4と大敗を喫すると、翌日に監督解任となっている。
そんなロティーナ氏は『El Confidencial』のインタビューにおいて「体も頭も休める必要があったんだ。ビルバオとログローニョ(での生活)を楽しむよ。友人や家族とね。UAEや日本からもオファーがあったけど、私はこの1年をスペインで過ごす必要があった。(日本サッカーについて)1部も2部も知っているので、必ず日本に戻るよ。(日本は)住み心地の良い国だ」とコメント。早ければ来季にもJリーグの舞台で再び指揮を執る可能性を示唆している。
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