日本代表は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の中国戦で2-0と勝利した。その中、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ所属であり負傷離脱しているMF三笘薫(24)の行動が波紋を呼んでいる。
日本代表はホームに中国代表を迎えた一戦で、前半13分にFW大迫勇也(31)がPKを決めて先制。その後も主導権を握っていたが、前半のうちに追加点を奪えず1-0でハーフタイムを迎える。前半のボール支配率で70%以上を記録する中、後半も開始直後から攻勢に出ると後半16分、DF中山雄太(24)のクロスにFW伊東純也(28)が頭で合わせて追加点をマーク。中国代表にシュート2本を許したものの2-0で勝利し、勝ち点3を獲得した。
一方、三笘薫は昨年に東京五輪男子サッカー競技に出場した後、川崎フロンターレからブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。ブライトンからユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入すると、10月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦でハットトリックを達成。日本代表でもキレのあるドリブルで持ち味を発揮するなど、今後の日本代表を担う存在として期待を寄せられていたが、今月8日の練習試合に出場した際に負傷。中国戦とサウジアラビア戦の2試合では代表メンバーから外れている。
その中、三笘薫は自身のツイッターアカウントで、セルティック所属のFW古橋亨梧(27)や自分自身の起用法を批判するSNSユーザーの投稿に「いいね」をしていた模様。27日21時時点ではすでに「いいね」を外しているものの、同選手の反応はSNS上で拡散されている。また、日本国内のサッカーファンからは「干されるかも…」と三笘薫を心配する声が上がっている。
なお、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨(25)も、森保一監督の解任を求める投稿に「いいね」を押していたことで注目を集めている。中国代表相手に勝利したとはいえ、森保一監督は一部選手との間で問題を抱えているかもしれない。
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