
明治安田生命J1リーグの浦和レッズを率いるリカルド・ロドリゲス監督は、2020シーズンまで徳島ヴォルティスで指揮を執っていた。そんなリカルド氏がイギリスメディア『THE COACHES VOICE』スペイン語版のインタビューで徳島ヴォルティスの指揮官に就任するまでの過程を明かしている。
リカルド氏はU17サウジアラビア代表やジローナFCを率いた後、2014年1月に当時タイ1部に所属していたラーチャブリーFCの監督に就任。バンコク・グラスFC(現BGパトゥム・ユナイテッドFC)やスパンブリーFCでも指揮を執ると、2016年6月末からの無所属期間をへて徳島ヴォルティスに招へいされている。
そんなリカルド氏は、2021シーズン終了後に『THE COACHES VOICE』の取材に対応。Jリーグの舞台で仕事をするようになった背景を聞かれると「タイ国内で3年間監督を務めた後、2016年のなかばに自分の仕事に関するプレゼンテーションを作るために代理人と打ち合わせを行った。そのプレゼンテーションはおもに日本市場をターゲットにしていたんだ」
「プレゼンテーション(の内容)には、私のアイデアを盛り込みたかった。ポジショナルプレーを基本として積極的にプレスを仕掛けることや、若い選手たちと一緒に仕事をすることとかね。要するに、もし自分がチームを持ったらどんなサッカーをするかということを、できる限り説明したかったのさ」
「タイでは何度か日本のクラブと対戦したことがあった。それに日本のクラブのトレーニングキャンプにも参加したことがあったので、その経験を生かしたいと強く思っていたよ」とコメント。2016年6月にスパンブリーFCの監督を辞任してから、Jリーグでの指揮に関心があったことを認めている。
つづけて「プレゼンテーションが終わると、代理人が動き始めた。そして2017シーズン開幕の数ヶ月前に徳島ヴォルティスが私に興味を持ったのさ。徳島ヴォルティスは当時、2部所属で国際的には無名だったけど、素晴らしいクラブになると感じていた」
「徳島ヴォルティスからは『チームのレポートを作ってほしい』と頼まれて、交渉がスタートした。そのために彼らから日本に招待され、生で試合を見た。彼らにとって単に履歴書に目を通すだけでは不十分だったわけだし、私がどのような人間であるのか感じる必要があった。日本の文化では人柄がとても重要なのだ。このようなプロセスをへて、徳島ヴォルティスの経営陣から『あなたを迎え入れることに決めました』と言ってくれたね」とコメント。監督就任前にJリーグ公式戦の視察に訪れていたことを明かした。
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