サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也(33)は、今季終了後にセリエA(イタリア1部)のビッグクラブへ移籍するかもしれない。24日、イタリアメディア『DIRETTA GOAL』が伝えている。
同選手は2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアへ移籍。本来のパフォーマンスを発揮して出場機会を確保すると、2019/20シーズン終了後に買い取りオプション行使によりサンプドリアへの完全移籍する。そして昨季はクラウディオ・ラニエリ元監督のもとでセリエA32試合に出場すると、今季もロベルト・ダベルサ前監督のもとでここまでリーグ戦23試合中16試合で先発出場。チームが下位に低迷する中、先月10日に行われたジェノアとのダービーマッチではフル出場し、勝利に大きく貢献していたが、現在はハムストリングの負傷により戦列を離れている。
そんな吉田麻也に対しては、カタール1部のアル・ガラファが年俸200万ユーロ(約2億6000万円)によるオファーを提示したと、先月中旬にイタリアメディア『カルチョメルカート』が報道。しかし、吉田麻也本人は欧州でのプレーにこだわっていることから、これを却下していた。また、昨年末にはプレミアリーグ(英1部)のニューカッスル・ユナイテッドからの関心も伝えられている。
その中、『DIRETTA GOAL』は「ローコストのDFであるヨシダは、スクデットのためにプレーすることが可能」という見出しのもと吉田麻也の去就について報道。セリエAの舞台で安定したパフォーマンスを見せていると高く評価した上で、サンプドリアとの現行契約が今年6月に満了を迎えることに言及している。さらに同選手がインテルやミランの守備陣に需要があると主張し、ローマもフリーでの獲得に動く可能性があると伝えている。
なお、サンプドリアは昨年から吉田麻也と2023年6月までの契約期間延長にむけて交渉していると伝えられている。33歳でもなお欧州の舞台でプレーする中、果たしてビッグクラブからオファーが届くことはあるのだろうか。
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