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元FC東京チャン・ヒョンスが母国復帰熱望!ACL覇者の中東クラブは契約延長に本腰も…

チャン・ヒョンス 写真提供: Gettyimages

 かつて明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーしていた元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)は、サウジアラビア1部のアル・ヒラルに所属している。しかし、本人は今年中の母国復帰を望んでいるようだ。17日、サウジアラビアメディア『Akhbaar24』が伝えている。

 同選手は2019年7月にFC東京からアル・ヒラルへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦30試合中23試合で先発出場したほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルも獲得。今季はここまでリーグ戦17試合中13試合で先発メンバーに名を連ねているほか、ACLではグループステージ初戦から決勝まで全10試合で先発出場し、2019年以来となる優勝に大きく貢献している。

 そんなチャン・ヒョンスとアル・ヒラルの現行契約は今年6月に満了を迎える。その中、同選手の去就を巡っては、アル・ヒラルが契約延長を望んでいる一方、昨年末にはKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代と選手サイドが条件面で合意に達したと韓国メディアによって伝えられていた。

 その中、『Akhbaar24』の報道によると、アル・ヒラル幹部はチャン・ヒョンスとの契約延長を行う考えを持っているとのこと。しかし、チャン・ヒョンス本人は家族の事情により契約満了を迎えるタイミングで帰国するプランを描いているという。

 なお、チャン・ヒョンスは昨年12月21日にインスタグラムを更新した際、元日本代表DF森重真人(34)と並んでFC東京のユニフォームを身にまとう自身の後ろ姿をアップし「森重真人とともに素晴らしい時間だったよ」と投稿。一時FC東京サポーターやJリーグファンの間でチャン・ヒョンス復帰を期待する声が上がっていた。