明治安田生命J3リーグのギラヴァンツ北九州は今月16日、2022シーズンの新体制発表会を実施した。その中、浦和レッズを退団して北九州に加入したMF池髙暢希(21)のコメントが話題を呼んでいる。
同選手は2018年5月に浦和レッズのトップチームに2種登録されると、翌2019年にトップチームへ昇格。2020シーズンにカターレ富山へレンタル移籍すると、2021シーズンは福島ユナイテッドへレンタル移籍により加入していた。そして昨年11月24日、2021シーズン限りで浦和レッズを契約満了による退団すると、12月30日にギラヴァンツ北九州への加入が正式決定。加入にあたって「はじめまして、池髙暢希です!チームの勝利のために全力でプレーします。もう一度J2昇格するために頑張りましょう!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残していた。
そんな池髙暢希はギラヴァンツ北九州の新体制発表会に出席したが、サポーターの前で「福岡に来たので、博多に行ってみたいです」と発言。福岡市がアビスパ福岡のホームタウンであるだけに、多くのギラヴァンツ北九州サポーターが戸惑いを隠せなかった。
その後、本人はSNSを更新。新体制発表会での発言について「新体制発表会お疲れ様でした!北九州に来たのに博多に行ってみたいと言ってしまいました。すみません。悪気はないです。チームのために全力で戦います!25番ユニ買ってくださいね!よろしくお願いします!」と投稿。サポーターに謝罪するとともに、2022シーズンへの意気込みを語ると、「応援しますよ!」、「大丈夫!」、「ドンマイ!」というメッセージが多く寄せられている。
なお、ギラヴァンツ北九州は2021シーズンにSC相模原や大宮アルディージャ、ザスパクサツ群馬など複数クラブとのJ2残留争いの末にJ3降格という結果に終わった。天野賢一新監督のもとで巻き返しを図る中、池髙暢希としては出場機会を確保して本来のパフォーマンスを発揮したいところだ。
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