10位:ジュビロ磐田
戦力収支:C
OUT
中川創(FC琉球:期限付き移籍)
杉本大地(ベガルタ仙台:完全移籍)
藤川虎太朗(ギラヴァンツ北九州:期限付き移籍)
鈴木海音(栃木SC:期限付き移籍)
小川航基(横浜FC:完全移籍)
大武峻(未定:契約満了)
今野泰幸(未定:契約満了)
三木直土(藤枝MYFC:期限付き移籍)
ルキアン(アビスパ福岡:完全移籍)
加藤智陽(未定:契約満了)
IN
杉本健勇(浦和レッズ:期限付き移籍)
ドゥドゥ(ヴィラ・ノヴァFC:完全移籍)
黒川淳史(大宮アルディージャ:完全移籍)
上原力也(ベガルタ仙台:復帰)
遠藤保仁(ガンバ大阪:完全移籍)
梶川裕嗣(横浜F・マリノス:完全移籍)
金子翔太(清水エスパルス:完全移籍)
伊藤槙人(横浜F・マリノス:完全移籍)
リカルド・グラッサ(CRヴァスコ・ダ・ガマ:完全移籍)
袴田裕太郎(横浜FC:完全移籍)
ジャーメイン良(横浜FC:完全移籍)
古川陽介(静岡学園高校:新加入)
藤原健介(ジュビロ磐田U-18:昇格)
2000年前後に黄金期を築いたジュビロ磐田が、J1の舞台に戻ってきた。2002年に1stステージ・2ndステージ共に史上初の完全優勝に導いた鈴木政一監督のもと、2位の京都サンガに勝ち点7の差を付け2019シーズン以来のJ1復帰。
再びJ1に定着し優勝争いに絡んでいくために、1月12日時点で13名もの新加入選手を加えた。中でも大宮アルディージャから獲得し、プロ1年目以来のJ1挑戦となる黒川淳史に注目したい。昨年はキャリアハイの9得点。トラップが非常に巧みで、ゴール前での落ち着きを持ち合わせている。
期限付き移籍で加入していた選手の維持にも成功。チームの中心で必要不可欠な存在の遠藤保仁、後半戦に守備の中心を担っていた伊藤槙人、途中出場で17試合に出場した金子翔太が完全移籍に移行した。昨年からの戦力を維持し、さらに横浜FCから袴田裕太郎を獲得、ベガルタ仙台に期限付き移籍していた上原力也が復帰し中盤と守備陣に厚みを増している。
外国籍選手ではヴィラ・ノヴァ(ブラジル)で主力を務めたドゥドゥ、東京五輪のU-24ブラジル代表メンバーの一員リカルド・グラッサの2人を獲得したが、来日が未定であるため2人が合流しコンディションが上がるまでにある程度勝ち点を積んでおきたいところだ。横浜F・マリノスから獲得した梶川裕嗣、第100回全国高校サッカー選手権で話題をさらった古川陽介、ユースから昇格した藤原健介もチームに加わっている。
しかし1つ、大きな不安がある。誰が得点を取るのかという点だ。昨年J2得点王に輝いたルキアンが移籍したため、J1に定着していくためには新たに獲得した杉本健勇やジャーメイン良、昨年から所属しているファビアン・ゴンザレスらからゴールを積み重ねる選手が現れる必要がある。
そしてこれらの選手達をまとめるのは伊藤彰新監督。ヴァンフォーレ甲府で昇格まであと一歩の3位入りに貢献し、昨年のジュビロと同じく3-6-1のフォーメーションを好む指揮官であるため比較的不安は少ないが果たして。
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