ラ・リーガ セビージャ

昨夏に複数クラブから関心も冨安移籍で残留のボローニャFWにセビージャが接近か

リッカルド・オルソリーニ 写真提供:Gettyimages

 セビージャがボローニャに所属するイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニ(24)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『スカイ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が伝えた。

 2017年夏にアスコリ(イタリア2部)からユベントス入りしたオルソリーニだが、1試合も出場することなく、2018年1月にボローニャへレンタル。2019年夏に完全移籍へ切り替わると、鋭いドリブル突破や強烈かつ正確な左足のシュートを武器に今季の公式戦14試合に出場して3ゴール4アシストの成績を残している。

 日本代表DF冨安健洋が昨夏にアーセナルへ移籍したことから最終的にボローニャに残留したことを明かしたオルソリーニに対して、アルゼンチン代表FWエリク・ラメラ(29)とスペイン代表FWスソが離脱をしているセビージャが獲得を急いでおり、クラブ間交渉を行っているという。

 ただ、セビージャは買い取りオプションが付随したレンタルでの獲得を目指している一方で、ボローニャは完全移籍での売却を望んでいるとのこと。イタリア代表FWの市場価値は1000万ユーロと見積もられているが、セビージャは獲得に成功するのだろうか。