かつて明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーしていた元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)は、サウジアラビア1部のアル・ヒラル退団にむけた動きを見せているかもしれない。29日、サウジアラビアメディア『360Saudi』が伝えている。
同選手は2019年7月にFC東京からアル・ヒラルへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦30試合中23試合で先発出場したほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルも獲得。今季はここまでリーグ戦14試合中11試合で先発メンバーに名を連ねているほか、ACLではグループステージ初戦から決勝まで全10試合で先発出場し、2019年以来となる優勝に大きく貢献している。
そんなチャン・ヒョンスは21日にインスタグラムを更新。元日本代表DF森重真人(34)と並んでFC東京のユニフォームを身にまとう自身の後ろ姿をアップし「森重真人とともに素晴らしい時間だったよ」と投稿と、FC東京サポーターやJリーグファンの間でチャン・ヒョンス復帰を期待する声が上がっていた。
また、アル・ヒラルは来年6月に契約満了を迎えるチャン・ヒョンスとの契約延長を望んでおり、選手サイドから拒否された場合には、高額の移籍金を要求した上で売却する可能性が高いと、今月22日に韓国メディア『スポーツソウル』が伝えていた。
すると、韓国メディア『Football Asia』は28日、チャン・ヒョンスは蔚山現代と条件面で合意に達したと報道。ただ、サウジアラビア国内の複数メディアは同選手のアル・ヒラル残留が濃厚という見解を示している。
その中、『360Saudi』の報道によると、チャン・ヒョンスがインフルエンザのため29日のトレーニングに参加しなかったとのこと。ただ、移籍の噂が飛び交っている中でも欠席であるだけに、アル・ヒラル退団の前触れという見方が広まっているようだ。
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