かつてヴィッセル神戸や鹿島アントラーズなど、Jリーグの複数クラブでプレーしていたブラジル人FWペドロ・ジュニオール(34)の新天地が決まった。
同選手はブラジルの複数クラブや大宮アルディージャ、アルビレックス新潟、ガンバ大阪、FC東京に在籍した後、2013シーズン終了後に済州ユナイテッドからヴィッセル神戸へ完全移籍。ヴィッセル神戸で3シーズンにわたりプレーすると、2017年に鹿島アントラーズへ完全移籍により加入。ただ、鹿島アントラーズではFW鈴木優磨(25)らの台頭もあり出場機会を確保できず、2018シーズン終了後に退団していた。
その後、ペドロ・ジュニオールはタイ・リーグ1(タイ1部)のブリーラム・ユナイテッドやサムットプラーカーン・シティなど複数クラブを渡り歩き、今年2月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴィラ・ノヴァへ復帰。新型コロナウイルスの後遺症に悩まされながらも、リーグ戦19試合に出場して2ゴールをあげていたが、今月22日に今季限りでの退団が発表されていた。
そんなペドロ・ジュニオールは、24日になってブラジル2部のポンチ・プレッタへ加入することが正式決定。来年1月にメディカルチェックを行ってチームに合流する予定となっている。
また、本人はポンチ・プレッタの公式サイトを通じて「ずっとプレーしたいと思っていたクラブだし、ポンチに加入できてとてもうれしいよ。2022シーズンにたくさん勝利して、ポンチをセリエA昇格に導けたらと思っている。ファンのみんなには、僕の献身性や、戦う姿勢に期待してもらいたいね」とコメントを残している。
なお、ポンチ・プレッタは今季のリーグ戦で12勝13分13敗、勝ち点49の獲得にとどまり、11位という結果で終わっていた。2部残留争いに巻き込まれるなど、苦境に立たされたクラブでペドロ・ジュニオールのゴール量産を期待したいところだ。
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