バルセロナが、マンチェスター・シティに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレス(21)の獲得が決定的になったようだ。
シャビ・エルナンデス監督のもとで再建を図るバルセロナは1月の移籍市場で攻撃強化としてトーレスの獲得を標榜。選手と個人合意に至っているバルセロナは財政難ながら移籍金5000万ユーロ(約64億2000万円)のオファーを提示したが、シティ側の要求額を満たせず、クラブ間交渉は難航しているとみられている。
そうしたなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バルセロナは移籍金5500万ユーロ(約71億1000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約12億9000万円)という条件でシティ側とクラブ間合意に至ったという。そして、スペイン代表FWとは5年契約を結ぶとみられており、23日にもバルセロナ入りし、メディカルチェックを受診する可能性があるようだ。
バレンシア下部組織出身のフェラン・トーレスは2017年夏にトップチームデビューを果たすと、2020年夏にシティへ完全移籍。今季は負傷の影響でここまで公式戦7試合で3ゴールという成績になっているが、昨季は本職のウイングだけでなく、センターFWとしてもプレーし、公式戦36試合で13ゴールという数字を残した。
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