カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のナウチコでプレーしているブラジル人FWカイオ・ダンタス(28)に、Jリーグクラブからオファーが届いているようだ。17日、ブラジルメディア『SUPER VASCO』が伝えている。
同選手はボタフォゴSPやクイアバなどブラジル国内クラブの複数クラブをへて、昨年7月にECアグア・サンタへ加入。そして1カ月後にサンパイオ・コヘイアへレンタル移籍により加入すると、昨季はリーグ戦38試合中31試合い先発出場し、17ゴールをあげてブラジル2部の得点王に輝いていた。
そして昨季終了後にはECアグア・サンタへ復帰したものの、今年8月にナウチコへレンタル移籍。ナウチコ加入後は先月に左足首を負傷したこともあり、リーグ戦23試合中わずか9試合の先発出場にとどまったものの、5ゴール2アシストと一定の結果を残している。
そんなダンタスの去就を巡っては、ECアグア・サンタとの契約を2023年12月まで残す中、ヴァスコ・ダ・ガマがレンタルでの獲得にむけてECアグア・サンタへオファーを提示。くわえて、とあるJリーグクラブも同選手獲得の打診をしているという。
なお、今月はじめにナウチコをレンタル期間満了により退団したダンタスはリハビリに励んでおり、来年1月にもトレーニングに復帰する見通しが立っているようだ。昨季ブラジル2部でゴールを量産した後に結果を残せていないだけに、ダンタス獲得を狙うJリーグクラブは移籍金を安く抑えるための算段を立てているかもしれない。
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