明治安田生命J2リーグのFC琉球でプレーしていたU23タイ代表FWシティチョーク・パソ(22)は、レンタル期間満了により今季限りで退団することが正式に決まった。8日、タイ・リーグ1(タイ1部)のチョンブリーFCが公式発表している。
同選手は2014年にチョンブリーFCの下部組織からトップチームに昇格。2017年には鹿児島ユナイテッドFCに1年レンタルにより在籍。タイ人初のJリーガーとして注目を集めたものの、5試合の出場にとどまりシーズン終了後にチョンブリーFCへ復帰していた。
そんなシティチョーク・パソは、今年2月にFC琉球へ1年レンタルにより加入。再びJリーグの舞台に身を置いたが、J2リーグでスタメンに抜てきされたことはなく、4試合の途中出場という結果に終わっていた。
その中、チョンブリーFCは8日、シティチョーク・パソの復帰を公式発表。クラブ公式のインタビューで幹部は、FC琉球が同選手を来季の構想に含めていたほか、他の複数クラブが興味を示していたことを明かした上で、シーズン後半戦にむけて復帰させることを決断したと明言している。
なお、チョンブリーFCはタイ・リーグ1第15節終了時点で勝ち点「28」を獲得。首位のブリーラム・ユナイテッドから4ポイント差の3位につけている。逆転優勝を目指す中、来年1月のリーグ戦再開を前にタイ国内の有望株であるシティチョーク・パソへ期待を寄せているはずだ。
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