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東京ヴェルディの下部組織出身である元U20日本代表MF藤本寛也(22)は現在、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のジル・ヴィセンテでプレーしている。そんな藤本寛也は、ポルトガル人の元Jリーガーにポルトガル移籍を勧められていたようだ。7日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
藤本寛也は、2018年に東京ヴェルディの下部組織からトップチームへ昇格。昨季途中まで東京ヴェルディでプレーすると、昨年8月にジル・ヴィセンテへ1年レンタルにより加入。海外挑戦1年目の昨季、序盤はベンチを温めることが多かったが、リーグ戦27試合、カップ戦4試合でピッチに立ち1ゴール3アシストをマークしていた。
そして同選手はジル・ヴィセンテ幹部から高い評価を受けると、レンタル期間が来年6月まで延長。今季はここまでリーグ戦全13試合に先発出場しており、今月5日開催のプリメイラリーガ第13節・ファマリカン戦で先制ゴールをマークするなど好調ぶりをアピールしている。
そんな藤本寛也に対してポルトガル移籍を強く勧めたのは、かつて横浜F・マリノスや北海道コンサドーレ札幌でプレーしたFWウーゴ・ヴィエイラ(33)だ。ウーゴ・ヴィエイラは2018シーズン終了後に横浜F・マリノスを退団すると、スュペル・リグ(トルコ1部)のスィヴァススポルをへて、昨年1月にジル・ヴィセンテへ復帰。藤本寛也に対しては、ポルトガルの環境に慣れてもらうためにポルトガル語を教えるなど、積極的にサポートしていたという。
なお、ウーゴ・ヴィエイラは昨季終了後に北海道コンサドーレ札幌を退団した後にしばらく無所属状態となったが、今年7月にルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァと1年契約を締結。しかし、クラブがリーグに提出した選手登録書類に不備があったことを発端に、現在は公式戦で出場できない状況となっているほか、トップチームの全体トレーニングにも参加できていない。
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