
明治安田生命J1リーグのFC東京は8日、今月5日に一部選手とサポーターによる忘年会が行われたことを受けて、「内規違反に対する処分について」と題した公式発表を行った。
東京都新宿区内にある飲食店で行われた忘年会では、MF東慶悟(31)や元日本代表FW永井謙佑(32)、DF渡辺剛(24)、MF渡邊凌磨(25)、GK阿部伸行(37)や、およそ30名のサポーターが参加。飲食店の公式ツイッターアカウントで、年会終了後には選手たちや一部サポーター、それに店員による集合写真が投稿されていたほか「本日もご来店誠にありがとうございますした!!キャプテン、永井選手、Wワタナベ選手、あべのぶ選手ご来店ありがとうございました!!東京ファンや選手の皆さんが凄く楽しそうだったので、忘年会を開いてよかったです!!声を掛けてくれたキャプテン、ありがとうございました!」とコメントを残していたが、12月6日17時時点で削除されていた。
しかし、当該ツイートのスクリーンショット画像がSNSに投稿されると、多くのFC東京サポーターやJリーグファンにより拡散。「これはないよ!」、「イメージ悪すぎる」、「プロ意識低い」、「腹立つ」と当事者を批判する声が数多く上がっている。また、今季キャプテンを務めた東慶悟に対しては、「キャプテンとして相応しくない行動だ」という声も飛んでいるほか、集合写真でほぼ全員がノーマスクだったこともあり、感染リスクが高い中で忘年会が行われた可能性を指摘する意見も上がっていた。
これを受けて、FC東京は5選手に対して「8人より多い人数での会食」を行ったことで厳重注意。「一部の選手がクラブのコロナ感染症対策に関するチーム内規を違反する行動がありましたので、選手から事情を聴取した上で、下記のとおり処分したことを報告します。また、シーズンオフ期間中の行動について、改めて全選手・スタッフへの注意喚起を実施しました」と声明を発表している。
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