Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

千葉・尹晶煥監督が来季続投の舞台裏激白!「オファー届き悩んだ」契約延長の決め手は…

ユン・ジョンファン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉は2日、尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督の契約更新を公式発表した。そんな中、ユン・ジョンファン監督は来季続投を決断した理由を明かしたようだ。7日、韓国メディア『スポーツソウル』が伝えている。

 尹晶煥はサガン鳥栖やセレッソ大阪、Kリーグ(韓国1部)の蔚山現代、タイ1部の強豪ムアントン・ユナイテッドを率いた後、昨年からジェフユナイテッド市原・千葉を指揮。昨季はJ2リーグで14位という結果に終わると、今季もリーグ戦残り5試合の時点でJ1昇格の可能性が消滅。それでも、9月18日開催の第30節・愛媛FC戦から今月5日の最終戦・ファジアーノ岡山戦まで13試合で8勝5分と好成績を残してシーズンを終えている。

 そんな尹晶煥監督の去就を巡っては、J1リーグやKリーグの複数クラブが招へいに興味を示していると、先月に韓国メディア『スポーツソウル』が報道。しかし、ジェフユナイテッド市原・千葉は同監督と契約延長で合意に達し、ファジアーノ岡山戦前にサインを交わしていた。

 今シーズンの戦いを終えた指揮官は、『スポーツソウル』のインタビューに対応。ジェフユナイテッド市原・千葉との新契約締結について「契約満了の前に複数のオファーが届いて、どうするか悩んだ。その中、先月に(森本航)社長から残留を要請された。それにスポンサーからも残留要請があった。来シーズンはJ1昇格を達成しなければいけない」と語った。

 韓国メディアの報道通り、複数クラブからのオファーがあったことを明かした尹晶煥監督。日本や韓国で自身の手腕に対する評価が高まる中、ジェフユナイテッド市原・千葉の来季J1復帰という目標達成にむけて着々と準備を進めていることだろう。