レアル・マドリードが、ナポリに所属するメキシコ代表FWイルビング・ロサノの獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。
2019年夏にPSVからナポリに加入したロサノは、クラブがリーグ戦首位に位置する今季のセリエで14試合に出場し、2ゴール3アシストをマーク。だが、先日「僕はもっと大きな野心を持っている。ビッグクラブで自分を試してみていんだ。新たなステップに進みたいと思っている」とコメントするなど、ステップアップ希望を公言した。
そんなロサノに対して、ナポリは今季終了後に売却することを決めており、マドリードを含めた複数クラブが関心を示しているという。マドリードではウェールズ代表MFガレス・ベイルが今季終了後に契約満了でチームを離れる予定であり、スペイン代表MFマルコ・アセンシオはウイングでプレー可能なものの、中央でのプレーを好んでいることから生粋の右ウイングはブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスのみになる。
ナポリ側はメキシコ代表FWの移籍金として3500万ユーロ(約44億8000万円)以上を要求するというが、マドリードは固執してまで獲得することはないようだ。また、ナポリ側が関心を示していると報じられたセルビア代表FWルカ・ヨビッチなどの選手を譲渡したオファーを出す可能性もあるという。
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