カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のゴイアスに所属するブラジル人FWアレフ・マンガ(26)には、Jリーグクラブからの関心が伝えられているが、どうやら本人はブラジル国内でのプレーを望んでいるようだ。29日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
身長190cmをほこるマンガは、ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、今年5月にボルタ・レドンダからゴイアスへレンタル移籍で加入。センターフォワードが本職であるものの、今季は左サイドを主戦場にリーグ戦38試合中33試合に先発出場し、10ゴール4アシストをマークしている。
また、ゴイアスは29日の最終節・ブルスケ戦で2-2と引き分けたものの、勝ち点65を獲得した今シーズンを終了。リーグ優勝こそ逃したものの、2位でブラジル1部昇格を果たしている。
チームの快進撃に大きく貢献したマンガだが、ゴイアスとの契約期間は来年11月までとなっている。その中、同選手の去就を巡っては、今月下旬に日本やUAE、サウジアラビア、アメリカ、メキシコのクラブが獲得に興味を示しているとブラジル国内メディアが報じていた。
その中、マンガ本人は『グローボ』の取材において「セリエA(ブラジル1部)でプレーするつもりだ。まだどうなるか分からないけどね。サントスで生まれ育ったし、子供の頃からサントスのファンだよ。(来シーズンも)ゴイアスのためにプレーして、サントスと対戦することを想像できるか?これ以上に良いことはないだろうね」とコメント。心のクラブであるサントスとの対戦を待ち望んでいる。
一方、ゴイアスの副会長は「(マンガの慰留について)そんな簡単なことではない。できなければ、彼にかわるストライカーを探すだろう」と同選手が今冬の移籍ウィンドウで退団する可能性があることを認めている。
なお、ゴイアスはボルタ・レドンダに対して130万レアル(約2600万円)を支払って保有権の50%を購入するオプションを今月30日までに行使することが可能となっている。セリエBで2桁ゴールをあげたマンガだが、ブラジル1部でのプレーという夢が実現することはあるのだろうか。
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