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イニエスタら擁する神戸に追い風!?ACLで来季外国人枠拡大の可能性が…

AFCチャンピオンズリーグ 写真提供: Gettyimages

 今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、サウジアラビア1部のアル・ヒラルの優勝で幕を閉じているが、来季から外国人選手登録枠が拡大される可能性があるようだ。29日、中国メディア『シナスポーツ』が伝えている。

 ACLでの外国人枠は、現行で4人(うち1人はアジア枠)となっている。一方、Jリーグの外国人枠は5人(タイなどJリーグ提携国の選手は除く)であり、外国籍選手を多く抱えているヴィッセル神戸をはじめ、ACL出場のJリーグクラブはこの登録枠で頭を悩ませていた。

 しかし、『シナスポーツ』の報道によると、サウジアラビアサッカー協会が外国人枠を7人(うち2人はアジア枠)に拡大するようアジアサッカー連盟(AFC)に要望しているとのこと。サウジアラビア1部リーグで7人の外国人選手が起用できることが、今回の要望に至った背景にあると伝えている。

 また、AFCはサウジアラビアサッカー協会からの要望を全面的に受け入れることはないものの、外国人枠の拡大そのものに関しては前向きに検討するものとみられる。

 なお、Jリーグクラブでは、すでに川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3クラブが来季のACL出場を決めている。また、天皇杯でベスト4まで勝ち上がっているセレッソ大阪や浦和レッズなどにもACL出場の可能性があるほか、天皇杯で川崎フロンターレが優勝した場合には、J1リーグ4位クラブにも出場権が与えられる。

 中でもヴィッセル神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)やベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(36)をはじめ、現在6名の外国人を抱えている。今冬の移籍ウィンドウでメンバー入れ替えの可能性があるとはいえ、ACL外国人枠の拡大が実現すれば、ヴィッセル神戸にとって確実にプラス材料となるはずだ。