FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選で日本代表とグループBで同居する中国代表は、李鉄監督の解任がほぼ確実となっているようだ。27日、『捜狐』など複数の中国メディアが伝えている。
中国代表はW杯カタール大会のアジア2次予選・グループAを6勝1分1敗で終え、グループ2位で最終予選へ進出。また、中国サッカー協会(CFA)は今年8月23日に李鉄監督と新たに5年契約を結んだほか、代表チームは最終予選開幕の1カ月前からドーハで合宿を行っていた。
しかし、9月2日に行われた開幕節・オーストラリア戦で0-3と敗れると、つづく日本代表との一戦でも0-1と敗戦。今月の代表ウィークでは格上のオーストラリア相手に1-1と引き分けたものの、6試合を終えて1勝2分3敗と苦戦。W杯本大会出場圏内の2位日本からすでに7ポイント差をつけられている。
その中、『捜狐』の報道によると、CFAのスタッフがすでに後任候補との会談を行っているとのこと。そのうち1名は現在とあるクラブの監督を務めているが、26日以降はクラブの活動に参加していないという。
また、CFAが李鉄監督の解任に踏み切る理由として最終予選での成績不振のみならず、先月13日のサウジアラビア戦後の記者会見における言動や、今月17日のオーストラリア戦後に微博(中国国内のSNS)で自身のスポンサー企業の広告を掲載して国民から怒りを買ったこともあるようだ。
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