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明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌を今季限りで退団するFWジェイ・ボスロイド(39)は、28日午前に新千歳空港から母国イギリスにむけて旅立った。そんなジェイが空港へ見送りに来てくれた大勢のサポーターに対して見せた紳士的な行動が反響を呼んでいる。
同選手は2015年にジュビロ磐田へ加入すると、来日1年目にして20ゴールをあげてJ2リーグ得点王のタイトルを獲得。2016シーズン終了後にジュビロ磐田を退団したが、およそ半年間の無所属期間をへて、2017年7月に北海道コンサドーレ札幌へ加入。シーズン後半戦だけで2桁ゴールをマークし、チームをJ1残留に導いていた。
そしてミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した2018シーズン以降も、毎年リーグ戦で20試合以上に出場して5ゴール以上をあげるなど、必要不可欠な戦力として活躍。今季もここまでJ1リーグで23試合に出場していたが、家族の事情により今季限りでの退団が決定。今月27日のJ1リーグ第37節・柏レイソル戦で後半途中からピッチに立ったほか、試合終了後のセレモニーではサポーターにむけて感謝のメッセージを伝えていた。
そんなジェイは柏レイソル戦後にSNSで自身の搭乗便を明かすと、28日朝に大勢のサポーターが同選手の最後の姿を見ようと、新千歳空港に駆けつけている。また、北海道コンサドーレ札幌のクラブパートナーである『株式会社サッポロドラッグストアー(サツドラ)』の富山浩樹代表取締役社長はサポーターにファンサービスをするジェイの姿をアップするとともに「空港来たらサポの人だかりが出来てたから何かと思ったらジェイの最後のお見送りだった。一人一人サインして笑顔で写真。ジェイお疲れ様でした!」と投稿している。
さらに、SNSではジェイが保安検査場に向かう際、北海道コンサドーレ札幌サポーターがチャントを熱唱するシーンが拡散。「日本に来てくれてありがとう!」、「さようなら」と同選手に対するコメントが多く寄せられている。
およそ4年半にわたり北海道コンサドーレ札幌に在籍したジェイは、サポーターから多くの愛情を受け取って帰国の途に就いている。
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