明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)は、セルティック移籍の可能性が取りざたされている。そんな前田大然を現地のジャーナリストが高く評価しているようだ。21日、イギリスメディア『GIVE ME SPORT』が伝えている。
前田大然は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで29試合に先発出場し、21ゴールをマーク。今月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成しており、J1リーグ得点ランキングで2位のレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)から1ゴール差で首位に立っている。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場したほか、今月の代表ウィークではA代表にも招集されていた。
そんな前田大然の去就を巡っては、セルティックが今冬獲得に迫っていると先月中旬に複数のイギリスメディアが報じるなど、現地での注目度が高まっている。
その中、ジャーナリストのステュアート・ホッジ氏はイギリスメディアのインタビューで「マエダはファーストブレイクを得意としている選手のように見えるね。カウンター攻撃が本当にうまい。彼がハットトリックを達成した試合(FC東京戦)を見たけど、間違いなくゴールに満たされているね」と同選手に対する印象を語っている。
また、イギリスメディア『FOOTBALL FANCAST』の伝えるところによると、前田大然の市場価値は99万ポンド(約1億5000万円)であるとのこと。また、今季のリーグ戦では1試合あたりの平均シュート本数が「2.6」であるほか、決定機を演出するパスの本数は「0.9」であるという。
なお、セルティックは前田大然のほかに川崎フロンターレに所属する日本代表FW旗手怜央(23)やKリーグ(韓国1部)の全北現代に所属するFWソン・ミンギュ(22)の獲得が噂されている。
くわえて、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は1997年から7シーズンにわたりセルティックに在籍して4度のリーグ制覇に貢献したヘンリク・ラーション氏の息子であり、現在ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のスパルタク・モスクワに所属するスウェーデン代表FWヨルダン・ラーション(24)にも関心を寄せていると報じている。
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