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浅野拓磨に独メディア高評価「代表帰りの彼にとって…」シュート本数にも注目!

浅野拓磨 写真提供: Gettyimages

 VfLボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨(27)は20日、ブンデスリーガ第12節・バイエル・レバークーゼン戦で先発出場したものの、チームは0-1で敗れた。この試合内容や浅野拓磨のパフォーマンスについて、ブンデスリーガの専門サイト『BULINEWS』が21日に言及している。

 浅野拓磨は、開幕直後に筋肉に問題を抱えたため公式戦3試合を欠場したが、9月26日に行われたブンデスリーガ第6節・VfBシュツットガルト戦で復帰。先月24日の第9節・アイントラハト・フランクフルト戦では今季初アシストをあげてチームの勝利に貢献すると、その後は代表ウィーク前までのリーグ戦2試合でともに先発出場。そして、今月の代表ウィークで日本代表に招集されると、11日開催のベトナム戦と15日のオマーン戦でともに後半途中からピッチに立っていた。

 そんな浅野拓磨は、代表ウィーク明けの初戦でもスタメンに抜てきされると、右ウイングのポジションでフル出場したが、チームを勝利に導くことができなかった。

 それでも、『BULINEWS』はVfLボーフムがレバークーゼン相手に21本ものシュートを放ったことに注目。その上で「ジャガー(浅野拓磨の愛称)がこの日の彼の努力にふさわしいゴールを決めてくれれば、おそらく満足しただろう。代表帰りの彼にとって最高の日だった」とレバークーゼンの守備陣に脅威を与えた同選手のパフォーマンスを高く評価している。

 左ウイングを主戦場とするFWダニー・ブルム(30)やFWゲリット・ホルトマン(26)が欠場する中、浅野拓磨は代表帰りにも関わらず好パフォーマンスを発揮したことにより、トーマス・レイス監督からの評価をさらに高めるだろう。