日本代表・海外組 海外日本人選手

吉田麻也、日本代表戦で負傷も強行出場!?サンプドリア監督の進退問題が影響か

吉田麻也 写真提供: Gettyimages

 サンプドリアに所属するDF吉田麻也(33)は、日本代表の一員として戦ったFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選で負傷していたようだ。18日、サンプドリアの専門サイト『CLUB DORIA46』が伝えている。

 吉田麻也はロベルト・ダベルサ監督のもとで今季ここまでリーグ戦全12試合でフル出場。先月以降、サンプドリアがリーグ戦でわずか1勝と苦戦を強いられる中でも、守備陣の中心選手として奮闘している。その中、同選手は今月の代表ウィークでも日本代表に招集。11日開催のカタールW杯最終予選・ベトナム戦と15日のオマーン戦の2試合ともにフル出場して無失点での勝利に貢献していた。

 しかし、『CLUB DORIA46』の報道によると、同選手は代表戦でひざの打撲を負っていたとのこと。21日開催のセリエA第13節・サレルニターナ戦で欠場する可能性があるものの、強行出場するものとみられる。

 サンプドリアは今月の代表ウィーク直前までリーグ戦3連敗を喫するなど黒星が先行。第12節終了時点で勝ち点9の獲得にとどまっており、セリエB降格圏内の18位に沈んでいる。そして19位に位置するサレルニターナとの直接対決で敗れると、ダベルサ監督の進退問題に発展する可能性が高いという。

 そんなダベルサ監督は今季ここまでセンターバックで吉田麻也とガンビア代表DFオマー・コリー(28)を先発起用し続けてきただけに、監督交代となれば両選手の序列が変化することが予想される。それだけに吉田麻也としては、指揮官の進退がかかったサレルニターナ戦でピッチに立ち、チームを勝利に導きたいと強く願っているかもしれない。