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「問題ない」原口元気がライバルクラブへの移籍に持論展開!ブンデスリーガで唯一の…

原口元気 写真提供:Gettyimages

 ウニオン・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気(30)は、同じくドイツの首都ベルリンにホームを構えるヘルタ・ベルリンでプレーした過去を持っている。そんな原口元気が、ヘルタ・ベルリンのライバルクラブの一員となったことに対する思いを明かした。17日、ヘルタ・ベルリンの専門サイト『Herthabase』が伝えている。

 原口元気は3シーズン以上にわたりヘルタ・ベルリンでプレーした後、フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍をへて、2018年夏にハノーファーへ完全移籍。ハノーファーでは3シーズンにわたり主力としてコンスタントに出場機会を得ていたものの、昨季終了後に契約満了により退団し、ウニオン・ベルリンへ加入。今季は開幕節のバイヤー・レバークーゼン戦でスタメンに名を連ねるなど、ここまでトップ下を主戦場にブンデスリーガ11試合中8試合で先発出場している。

 ウニオン・ベルリンは、今月の代表ウィーク明けの20日にヘルタ・ベルリンとの直接対決に臨む。その中、原口元気はヘルタ・ベルリンに在籍していたにも関わらず、ウニオン・ベルリンへ加入したことについて「(ヘルタ・ベルリンから)直接ウニオン・ベルリンに移籍していたら大変なことになっていたでしょうね。ただ、ウニオン・ベルリンへ移籍する前にハノーファーやフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーしていましたし、個人的には問題ないかなと思います」と語っている。

 また、同選手はウニオン・ベルリンの一員として「昔はヘルタナーでしたが、今はウニオンの選手です。青ではなく、赤になりました」とコメントを残している。

 なお、『Herthabase』は原口元気について、ブンデスリーガの舞台でヘルタ・ベルリンとウニオン・ベルリンの両クラブでプレーした唯一の選手であると紹介している。首都ベルリンの行方を左右する一戦で原口元気がどのようなプレーを見せるのか注目が集まる。