明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属するブラジル人DFジェジエウ(27)は、今冬残留を望んでいるかもしれない。4日、ブラジルメディア『LANCE!』が伝えている。
ジェジエウは2019年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロから川崎フロンターレへレンタル移籍。加入当初はベンチを温めることが多かったものの、昨年に川崎フロンターレへの完全移籍を果たすと、昨季はリーグ戦で29試合に出場し、J1リーグと天皇杯の2冠達成に貢献する。
そして今季は開幕からセンターバックの主力として活躍。リーグ戦26試合でフル出場を果たすと、今月3日開催のJ1リーグ第34節・浦和レッズ戦でも先発出場して先制ゴールをマーク。この試合で川崎フロンターレは1-1の引き分けに終わったものの、2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れ、両クラブの勝ち点差が「13」まで広がったことにより、J1リーグ連覇を成し遂げている。
不動のセンターバックとしてチームを支えてきたジェジエウは、ブラジルメディアのインタビューにおいて「J1リーグで優勝できてとても嬉しいよ。自分のフットボールキャリアでタイトルを獲れたこともそうだけど、フロンターレでこの瞬間を迎えてとても幸せだね。我々はとても良いシーズンを過ごしてきた。ここでさらにタイトルを獲得できればと思っているよ」とコメント。川崎フロンターレの一員として、さらなるタイトル獲得にむけての意欲を示した。
なお、川崎フロンターレはリーグ戦4試合を戦った後、12月12日に天皇杯・準決勝で大分トリニータ戦に臨む。また、大分トリニータ戦で勝利した場合には、浦和レッズ対セレッソ大阪の勝者とタイトルをかけて新国立競技場で激突する。
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