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仙台、カルドーゾの買取OP行使か!ブラジル1部で構想外と現地報道

ベガルタ仙台

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は、今年4月にブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(23)をレンタルで獲得しているが、買い取りオプションを行使する可能性が高いようだ。2日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が伝えている。

 カルドーゾはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスからレンタル移籍によりベガルタ仙台へ加入。5月25日開催のJ1リーグ第15節・大分トリニータ戦でデビューすると、今季ここまでリーグ戦18試合に出場。先発出場は3試合にとどまっているものの、手倉森誠監督からスーパーサブとしての役割を与えられている。

 そんなカルドーゾはベガルタ仙台へのレンタル期間が来年1月までとなっている。また、ブラジルメディアの報道によると、同選手の取引において100万ドル(約1億1000万円)による買い取りオプションが付帯されているほか、今季の年俸をベガルタ仙台が全額負担しているという。

 その中、『BOLA VIP』はカルドーゾがサントスの構想に含まれていないと主張。買い取りオプション行使によるベガルタ仙台への完全移籍が既定路線になっていると伝えている。

 なお、ベガルタ仙台はJ1リーグ33試合を終えて勝ち点26の獲得にとどまっており、J2リーグ降格圏の19位に沈んでいる。J1リーグ残留を目指す中、サポーターはカルドーゾにより一層の奮起を期待しているはずだ。