ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属するU24日本代表MF三笘薫(24)は、先月にハットトリックを達成したことで注目を集めている。そんな三笘薫にトルコの強豪クラブが関心を寄せているようだ。1日、トルコメディア『Sportcell』が伝えている。
三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、東京五輪男子サッカー競技に出場した後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。
同選手は9月12日開催のジュピラー・プロ・リーグ第7節・KRCヘンク戦でデビューすると、フェリス・マッズ監督のもとで途中出場が続いていた。その中、先月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦では0-2であり、かつ退場者を出して1人少ない状況の中、後半キックオフからピッチに立つと、ハットトリックを達成。逆転勝利の立役者となると、その後のリーグ戦2試合では先発出場していた。
三笘薫は今夏にブライトンと2025年6月までの4年契約を結んでいるが、早くもスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュが関心を寄せているとのこと。『Sportcell』は先月31日開催の第13節・KAAゲント戦をベシクタシュのスカウト陣が視察し、三笘薫のパフォーマンスをチェックしていたと伝えている。同選手は左ウイングバックで先発出場すると、自らのドリブルからチャンスを演出するなど持ち味を十分に発揮している。
海外移籍1年目にして、クラブの躍進を支えている三笘薫だが、すでに昨季トルコ1部覇者をはじめ欧州強豪クラブの間で自分自身の存在を認知されているようだ。
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