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元名古屋U18手嶋秀が4ゴールの離れ業!イタリア3部リーグで出場停止処分も…

名古屋グランパスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグ名古屋グランパスの下部組織出身であるFW手嶋秀(イタリア名:ヒデ・ヴィタルッチ)は、1試合4ゴールという驚異的なパフォーマンスを披露した。31日、イタリアメディア『MONDO PRIMAVERA』が伝えている。

 現在20歳でイタリア国籍を有する手嶋秀は、U24日本代表DF菅原由勢(21)やDF成瀬竣平(20)らとともに名古屋グランパスのU-15やU-18でプレー。名古屋グランパスのトップチームには昇格せず、2019年夏にセリエB(イタリア2部)のフロジノーネへ移籍している。そのフロジノーネではトップチームでの出番がなく、今夏にUSペルゴレッテーゼ1932へ1年間のレンタル移籍により加入。今季はここまでセリエC(イタリア3部相当)で7試合に出場しているほか、9月末には移籍後初ゴールを決めていた。

 そんな手嶋秀はプリマヴェーラのチームに帯同すると、先月29日開催のUSピストイエーゼ1921戦に先発出場。前半3分に先制ゴールをあげると、6分と21分にも追加点をあげてハットトリックを達成。さらに7-2と大量リードで迎えた後半45分にもゴールネットを揺らし、1試合4得点と格の違いを見せつけたのだ。

 ただ、同選手は先月24日開催のセリエC第11節で後半アディショナルタイムに途中出場した際、神を冒涜するような表現をしたためリーグから制裁を科されているとのこと。31日開催の第12節では出場停止処分を受けている。