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「サンプの唯一の光」吉田麻也に地元メディアが期待!直近7戦で20失点と守備崩壊も…

吉田麻也 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF吉田麻也(33)を擁するサンプドリアは、9月以降黒星が先行するなど苦境に立たされている。その中、サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS24』は1日、チームの立て直しのカギを握る選手に吉田麻也を挙げた。

 吉田麻也はロベルト・ダベルサ監督のもとで今季ここまでリーグ戦全11試合でフル出場するなど、ガンビア代表DFオマー・コリー(28)とともに守備陣における中心選手としての役割を担っている。また、同選手は先月12日の第3節・インテル戦や先月26日開催の第6節・ユベントス戦でゴールを決めるなど、イタリア国内屈指の強豪相手に本来のパフォーマンスを発揮していた。

 しかし、サンプドリアは第4節・エンポリ戦で無失点による勝利を飾って以降、リーグ戦7試合で1勝1分5敗と苦戦。特にこの7試合では計20失点と守備が崩壊。先月30日開催のセリエA第11節・トリノ戦では、コリーをベンチに置き3バックシステムに変更した上で臨んだものの、3失点による完敗を喫している。

 その中、『SAMP NEWS24』は「ヨシダがサンプドリアの唯一の光だ」という見出しの記事を掲載。吉田麻也について「トリノ戦で57回のボールタッチ、28回の積極的なパス、12回のボール奪取を記録したヨシダは、サンプドリアの守備陣で唯一自分を守ることができる選手であるが、コリーの助けが必要だ」と評価している。

 また、サンプドリアは今月7日に第12節・ボローニャ戦での布陣については「ダベルサはヨシダとコリーのセンターバック2枚でスタートしなければならない」と主張。失点が多いものの、守備陣の柱である2選手を起用し続けることを推奨している。