セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧（26）は29日、スコティッシュ・プレミアシップ（スコットランド1部）第12節・リビングストン戦で後半途中から出場した。ただ、後半アディショナルタイムにセルティックにPKが与えられた判定を巡って、同選手に対して批判の声が上がっているようだ。31日、英紙『デイリー・レコード』が伝えている。
古橋亨梧は0-0で迎えた58分から出場。リビングストンゴールに迫るものの、強固な守備ブロックをこじ開けることができずに無得点のまま90分が経過する。すると後半アディショナルタイムの90+1分、ボールとは関係ないところで古橋亨梧がDFアヨ・オビレイ（27）との小競り合いの際、オビレイに頭を叩かれてピッチに倒れこむ。主審はオビレイにレッドカードを提示し、セルティックにPKを与えたが、これをギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス（26）が決められず、結局試合は0-0で終了した。
ピッチに倒れこんだ古橋亨梧に対しては、現地のジャーナリストが「キョウゴの素人芝居は滑稽だった。彼がオビレイに向かって振りかぶったところ、オビレイが愚かにも反撃した。そのオビレイの反撃に対するキョウゴの反応は、不正をしてオビレイを退場させようとしたものだった。彼が顔を少し叩いただけで倒れたのはひどいと思う」と批判を浴びせている。
一方で、『デイリー・レコード』はリビングストンのサポーターのコメントも紹介。オビレイの退場劇について「オビレイは、自分の愚かな行為で我々を犠牲にしなくて済んでラッキーだった。彼はペナルティエリア内で何を考えてあんなことをしたのか？」とコメントを残すなど、古橋亨梧ではなくオビレイの振る舞いを非難している。
なお、リビングストンを率いるデイビット・マーティンデール監督は試合後のメディアインタビューで、1日にもオビレイとの話し合いの場を持った上で、何らかの処分を科すことを明言している。
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