欧州各リーグの2021/22シーズンが開幕し約2ヶ月が経過した。ここまでで各クラブどのような戦い方になるのか、ある程度判別することができる。ここからは監督が施す戦術含めた知能と知能のぶつかり合いになることが予想される。
そんな中、各リーグには昨シーズンの出来から一転した様子の強豪クラブが多く存在していることが伺える。ここではリーグ・アン(フランス)ラ・リーガ(スペイン)ブンデスリーガ(ドイツ)セリエA(イタリア)から、そんな「低空飛行」に陥っているクラブを5つご紹介したい。
リール・メトロポール(フランス)
昨2020/21シーズン、パリ・サンジェルマン(PSG)との激闘を制しリーグ・アン覇者に成り上がったリール。今シーズンは今のところそれとは対象的な時間を過ごしている。
7月5日にジョスリン・グーヴェネック監督が就任するも、プレシーズンの戦績も1勝1分3敗と大きく負け越し。リーグ戦では第4節にしてようやく初勝利を手にした。しかし連勝を重ねることができない状況は依然として低空飛行と言わざるを得ないだろう。現時点リーグ・アン12位に留まっている。
バルセロナ(スペイン)
リオネル・メッシの退団、クラブ経営危機、コストカットなど、新シーズン開幕前から様々なニュースが飛び交ったバルセロナ。メンフィス・デパイやセルヒオ・アグエロといった実力者を新しくクラブに迎えて挑んだラ・リーガ新シーズン、序盤こそいい出だしを見せたが強豪らしからぬ勝ち点の取りこぼしが散見される。
アトレティコ・マドリード、レアル・マドリードと実力の差を見せられ、ついには10月27日、ロナルド・クーマン監督が解任される事態にまで発展した。続く10月30日、アグエロがアラベスとの試合中に胸の痛みを訴え、心臓の検査のために入院したことが発表されている。現時点ラ・リーガ9位。
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