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「キョウゴではなく…」2桁ゴール古橋亨梧の起用法を現地紙指摘「サポーターは分かっている」

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は27日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第11節・ハイバーニアン戦でゴールを決め、チームの勝利に貢献した。その中、スコットランドの現地紙『グラスゴータイムズ』は同選手のポジションについて触れた記事を掲載している。

 古橋亨梧はこれまで主に3トップの中央で先発出場していたが、23日開催の第10節・セント・ジョンストン戦では右ウイングのポジションで起用されていた。しかし、ハイバーニアン戦では再び中央で先発出場。セルティックが前半から主導権を握る展開の中、2-0で迎えた30分、右サイドからのFWジョタ(22)の折り返しに古橋亨梧は右足で流し込み、チームに追加点をもたらしている。また、セルティックは前半に1点を返されたものの、後半は無失点に抑えて3-1と勝利を飾った。

 今季早くも10ゴール目をマークした古橋亨梧には、多くのサポーターから労いや称賛の言葉が届いている。その中、『グラスゴータイムズ』は「キョウゴがセンターフォワードとしての機能を発揮していることは間違いない。アンジェ・ポステコグルーが今後直面するであろう問題は、キョウゴではなくギオルゴス・ギアクマキスをサイドに配することだ。セルティックのサポーターは、彼らの新しいカルトヒーローをどこに配置したいか分かっている。それは決してサイドではない」と古橋亨梧のスタートポジションについて見解を示している。

 古橋亨梧と同じく、今季新加入のギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)は、昨季オランダ2部のVVVフェンロでリーグ戦30試合に出場し26ゴールをあげた実績を持っている。同選手はセルティック加入からしばらくベンチ外となっていたが、先月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・バイヤー・レバークーゼン戦でデビュー。その後は公式戦2試合で途中出場を果たすと、セント・ジョンストン戦で初めて先発メンバーに名を連ねてゴールをあげていた。

 ポステコグルー監督はハイバーニアン戦でギアクマキスを68分にピッチへ送り出している。この試合で古橋亨梧が結果を残したことにより、依然として両選手の起用法で悩みを抱えることになりそうだ。