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「普通できない」本田圭佑がバロテッリのいじめ問題解決に驚嘆!

マリオ・バロテッリ 写真提供: Gettyimages

 元日本代表MF本田圭佑(35)は、ミランでチームメイトの関係にあった元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(31)に関する過去のエピソードに対して驚いている。

 バロテッリはマンチェスター・シティ在籍時の2011年5月、よくクラブのトレーニング施設に姿を現していた少年に対して学校に行っていない理由を尋ねると、少年はいじめに遭っていることが告白。すると、同選手は少年と母親を車に乗せて学校へ行き、いじめ行為に及んでいた子供を叱った上、少年と握手させることで和解に導いている。そして校長に対してもいじめ問題の再発防止を訴えるなど、大胆な行動をとっており、当時サッカーファンの間で話題になっていた。

 そんなバロテッリの逸話について、本田圭佑は24日に公式YouTubeチャンネルでライブ配信をした際に、視聴者から質問を受けると「知らなかったですね」と述べる。その上で「マリオっぽいよね。その場面になって行動できるって、なかなかできないと思うんすよね。僕もできなかったんじゃないかなと思います。だからマリオ凄いっすよね。行動に移してその子救ってあげたっていうの、できることじゃないと思います。普通できないっすよね」とコメントを残している。

 なお、本田圭佑は2014年1月にCSKAモスクワからミランへ完全移籍により加入しているが、バロテッリとはおよそ半年間にわたってとともにプレーしていた。これまでピッチ内外で数々の伝説を残してきたバロテッリの存在を懐かしく思う日本のサッカーファンは多いことだろう。