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「夜中3時半でも…」ポステコグルーが不満爆発!ELキックオフ時刻変更の理由とは…

アンジェ・ポステコグルー 写真提供:GettyImages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは、19日にホームでUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節・フェレンツバーロシュ戦に臨む。ただ、アンジェ・ポステコグルー監督は前日記者会見で不満を覗かせた。18日、英紙『デイリー・レコード』が伝えている。

 セルティックは、今月の代表ウィーク明け初戦のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦で2-0と勝利。古橋亨梧はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に出場したこともあり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったものの、自陣でのプレスバックから先制ゴールを演出していた。

 そんなセルティックは、マザーウェル戦から中2日でフェレンツバーロシュ戦に臨み、来月に敵地で再びフェレンツバーロシュと対戦することになっている。ただ、セルティックのホームスタジアムがあるグラスゴーで、今月末から第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が行われる。そのため、当初は来月5日開催予定のELグループステージ第4節・フェレンツバーロシュ戦がホームゲームとなっていたが、試合会場を第3節と入れ替える措置が取られている。

 また、セルティックのライバルであるレンジャーズもELグループステージに参戦。レンジャーズのホームゲームは今月21日夜に組まれている。グラスゴー市内の混雑を避けるためにも、セルティックのホームゲームが2日前に前倒しになり、かつ平日にもかかわらず現地時間の午後3時30分にキックオフ時刻が設定されたのだ。

 ポステコグルー監督はこのキックオフ時刻について「夜中3時30分(のキックオフ)でも、セルティックパークの雰囲気は良いと思うね。サポーターは袖をまくり上げて声援を送るはず。そんなサポーターの期待に応えるのが我々の仕事だ」とコメントを残すなど、不快感を示している。

 なお、セルティックはELグループステージで、すでにレアル・ベティスやバイヤー・レバークーゼンに敗れている。2戦2敗と決勝トーナメント進出にむけて後れをとる中、ポステコグルー監督には急遽の日程変更による影響を最小限にとどめることが求められる。