セルティックに所属するFW古橋亨梧(26)は、16日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦で先発出場した。この一戦でセルティックは2-0と勝利したが、セルティックの公式戦分析サイト『Bhoys Analytics』が攻撃面での課題を指摘した。
古橋亨梧は今月開催のカタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦とオーストラリア戦でいずれも後半途中から出場。代表戦を終えて先週なかばからセルティックのトレーニングに合流すると、マザーウェル戦では3トップの中央で先発出場していた。しかし、この試合ではシュート本数が1本に終わるなど攻撃面で存在感を発揮することができず、82分に途中交代となっていた。
その中、『Bhoys Analytics』は「セルティックにとって本当に快適な勝利だった。1.37xG(ゴール期待値:ある地点で放たれたシュートがゴールになる確率)という数値が示すように、チャンスをそこまで多く作れなかった。ただ、これはアタッキングサード(ピッチ全体を3つに分割した際、最も相手ゴールに近いエリアのことを指す)でのクオリティが不十分であったことが原因だと考えている」
「特に対角線のロングパスに対して、相手はより組織的な守備で対応していたように見えた。キョウゴはもっと(ディフェンス陣の)背後を突く必要がある。一日中走り続けるのだ」と指摘。古橋亨梧によるゴール前でのチャンスメイクが全体的に欠けていたことを指摘している。
また、アンジェ・ポステコグルー監督も試合後のメディアインタビューで「代表ウィーク後、キョウゴは明らかにかなりのチャンスを逃していた」とコメント。日本代表の一員としてアジア最終予選に臨んでいた影響があったという見解を示した。
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