アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠(37)は、16日に控えるブンデスリーガ第8節・ヘルタ・ベルリン戦で先発メンバーに復帰する可能性が高いようだ。15日、ドイツメディア『Fussballeck』が伝えている。
長谷部誠はオリバー・グラスナー新監督のもとでブンデスリーガ開幕から2試合は出場したものの、8月28日の第3節・ビーレフェルト戦以降はしばらく公式戦で出番がなかった。しかし、チームが今季未勝利と苦戦を強いられる中、先月30日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・ロイヤル・アントワープ戦でリベロ(3バックの中央)で再び先発出場すると、安定感抜群のパフォーマンスを発揮して今季初勝利に大きく貢献。ただ、この一戦ではふくらはぎのけいれんにより、後半途中でピッチを後にしていた。
同選手はアントワープ戦翌日の全体トレーニングに参加していたこともあり、バイエルン戦での先発出場は濃厚と伝えられていたが、メンバー外に。それでもフランクフルトは2-1と昨季ブンデスリーガ覇者相手に勝利していた。
そんな長谷部誠は、代表ウィークによる中断期間中も順調にトレーニングメニューを消化。『Fussballeck』はヘルタ・ベルリン戦でグラスナー監督が再び3バックシステムを採用し、長谷部誠にリベロのポジションを任せると予想している。
また、バイエルン戦で出番のなかった日本代表MF鎌田大地(25)についても、セルビア代表FWフィリップ・コスティッチ(28)とともに中盤で先発メンバーに名を連ねる模様。指揮官は3トップで挑んだバイエルン戦と異なり、FWサム・ラマース(24)とFWゴンサロ・パシエンシア(27)の2トップを採用する可能性があるようだ。
昨季のブンデスリーガ覇者であるバイエルンから今季初めてリーグ戦での勝利をつかみ取ったフランクフルトとしては、代表ウィーク明け初戦から好パフォーマンスを発揮して勝ち点を積み重ねたいところだ。
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