ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ハーランド流出危機のドルトムント、オランダで復活のアヤックスFWに関心か

アーリング・ブラウト・ハーランド 写真提供: Gettyimages

 ボルシア・ドルトムントが、アヤックス・アムステルダムに所属するコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーの獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルド』が伝えた。

 ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに来夏から7500万ユーロ(約96億5000万円)の契約解除金が設定されることから流出の危機に瀕しているドルトムント。加入以降、公式戦通算67試合68ゴール19アシストの成績を収める怪物ストライカーにはレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)など錚々たるメガクラブが目を光らせている。

 その後釜としてドルトムントはレッドブル・ザルツブルクでプレーするドイツ代表FWカリム・アデイェミにも視線を注ぐなかで、フランクフルト時代に公式戦通算77試合で33ゴール19アシストの成績を収めたハラーにも注目しているとのこと。なお、アヤックスを指揮するテン・ハグ監督は「セバスティアンがドルトムントにとって興味深い選手であることは否定できない。言えることは、彼は高価だ」とコメントしている。

 2017年夏に加入したフランクフルトで評価を高めたハラーは、2019年夏にクラブ史上最高額でウェストハム・ユナイテッド入りしたものの、結果を残せず。今年1月にアヤックスへ活躍の場を移すと、今季は公式戦11試合に出場して10ゴールを挙げている。