ミランやロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のCSKAモスクワなどに在籍した過去をもつ元日本代表MF本田圭佑(35)は、現在リトアニア1部の強豪FKスドゥーバでプレーしている。そんな本田圭佑は、日本人の指導方法に対して疑問を投げかけた。
本田圭佑は2014年1月にCSKAモスクワからミランへ完全移籍。背番号「10」を着用するなど周囲から大きな期待を受けていたが、度重なる監督交代により起用法が固定されず、サポーターから批判を浴びていた。そして2016年夏にビンチェンツォ・モンテッラ監督が就任したことをきっかけに出場機会が激減。2016/17シーズンのホーム最終戦であるボローニャ戦でフリーキックからゴールを決めて、ミランに別れを告げていた。
そんな本田圭佑は、10日に実施した公式YouTubeチャンネルでライブ配信で「ロシア大会のコロンビア戦では(カルロス・)バッカ選手とハグをしていましたが、バッカ選手とはリスペクトし合う仲だったんですか」という質問に対して「バッカと仲良かったですよ。コロンビア人と仲良かったですね。(クリスティアン・)サパタもそうだし」と回答。かつて2015年から2シーズンにわたりミランでプレーしたコロンビア代表FWカルロス・バッカ(35)や2012年から7シーズン在籍したコロンビア代表DFクリスティアン・サパタ(35)と良好な関係であることを明かしている。
つづけて「バッカは野性的なんですよ。空気読まないんですよ。そこでそんなプレーするかっていうのばっかり出すんですよ。だから変なミスもするんですけど、変なゴールも決めますよ」とバッカのプレーを振り勝っている。
さらに本田圭佑は「野性的」と評したバッカのプレー面を引用する形で「このあたりを日本の指導者が許与できるかどうかですよね。指導者や大人って、空気読まない子供が嫌いじゃないですか。『言うことを聞きなさい』って言うでしょ」と日本人ストライカーがヨーロッパのトップレベルで台頭できない理由について、自身の見解を示した。
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