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C大阪在籍時から南野拓実に興味!リバプール加入の舞台裏を地元紙暴露。契約解除金は…

南野拓実 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF南野拓実(26)は、昨年1月にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ加入しているが、その時の舞台裏についてイギリス国内の主要都市リバプールの地元紙『リバプール・エコー』が3日に紹介した。

 南野拓実は2019/20シーズンにオーストリア1部リーグで14試合に出場して5ゴール6アシストをマークしたほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでは全6試合に先発出場して2ゴール3アシストと鮮烈なパフォーマンスを披露。現在ボルシア・ドルトムントに在籍するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(21)とともに攻撃陣をけん引していた。

 『リバプール・エコー』は今からおよそ2年前の2019年10月2日のCLグループステージ第2節・リバプール対ザルツブルクの一戦を回顧。この一戦はホームのリバプールが4-3と勝利しているものの、南野拓実が1ゴール1アシストの活躍を見せ、リバプールサポーターに衝撃をもたらしている。

 その南野拓実のリバプール移籍について「印象的なパフォーマンスを見せた対戦相手の選手を獲得することは一般的ではないものの、南野拓実の場合はそれが実現した」と振り返るとともに、当時レッドブル・ザルツブルクと同選手の契約内に725万ポンド(約10億9000万円)の解除条項が設定されていたことを明かしている。

 くわえて、『リバプール・エコー』は南野拓実が明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に在籍していた2013年からリバプールが同選手の動向を注視しており、周囲に知られていなかったこともあわせて紹介している。

 なお、南野拓実は先月21日開催のカラバオカップ(イングランドのリーグカップ戦)3回戦・ノリッジ戦で今季初先発ながらも2ゴールをマークしている。また、28日のCLグループステージ第2節・ポルト戦でも後半途中からピッチに立ったが、依然として出場機会に恵まれておらず、2日に行われたプレミアリーグ第7節・マンチェスター・シティ戦でも90分間ベンチから戦況を見つめていた。