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公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は今年12月に開催予定となっていたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)について、国際サッカー連盟(FIFA)と合意のもと開催を返上したことをすでに公式発表している。また、代替開催地の候補として南アフリカがあがっていたが、ここにきて新たな場所が浮上しているようだ。23日、アメリカメディア『Yardbarker』が伝えている。
クラブW杯は2005年以降、日本で開催されることが多かったものの、2009年以降はアラブ首長国連邦(UAE)やモロッコ、カタールで開催されている。また、昨年度の大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催時期がおよそ3カ月間後倒しとなっていた。そのクラブW杯2020は今年2月にカタールで行われると、UEFAチャンピオンズリーグ覇者(欧州王者)のバイエルン・ミュンヘンが優勝している。
今年度のクラブW杯は当初、5年ぶりに日本で開催される予定となっていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入国後の隔離期間等をはじめ様々な制約が存在することから、JFAは国内開催を辞退していた。
そのクラブW杯2021を巡っては、2010年にFIFAワールドカップを開催した実績を持つ南アフリカサッカー協会(SAF)が代替開催に意欲を見せていると今月中旬に伝えられていた。しかし、ここにきてブラジルも代替開催の候補地にあがっている模様。ブラジルサッカー連盟(CBF)はすでにリオデジャネイロでの開催にむけて調査を開始したものとみられる。
なお、ブラジルでは現在新型コロナウイルス感染者数が3万人を超えているものの、ピーク時よりも4割程度に抑えられているという。
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