トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道(25)は、13日に行われたリーグ・ドゥ(フランス2部)第7節・ル・アーブル戦で2試合連続となるゴールをあげている。ただ、次節のグルノーブル戦以降はポジション争いがより激しくなるかもしれない。15日、フランスメディア『Les Violets』が伝えている。
オナイウ阿道は明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからトゥールーズへ完全移籍すると、7月24日に行われたリーグ・ドゥの開幕節・ACアジャクシオ戦でデビュー。第2節・ナンシー戦から今月のインターナショナルマッチウィーク直前までの5試合すべてで先発出場。センターフォワードや左ウイングでの出場が続く中、先月28日に開催された第6節・バランシエンヌ戦では前半アディショナルタイムに先制ゴールをマークしている。
同選手はリバプールに所属するMF南野拓実(26)の負傷離脱をうけて、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選を戦う日本代表メンバーに追加招集。そのため、一度トゥールーズでの活動から離脱していたが、ドーハでの中国戦を終えて9日から再び全体トレーニングに合流。ル・アーブル戦はセンターフォワードのポジションで先発出場すると34分、コーナーキックに高い打点のヘディングで合わせて豪快にネットを揺らし、チームに先制点をもたらしていた。
オナイウ阿道がトゥールーズへ加入してからすでに3ゴールをあげる一方、アルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人FWラファエル・ハットン(25)が18日開催予定のグルノーブル戦でデビューする可能性があるとのこと。さらに、ル・アーブル戦で累積警告による出場停止処分を受けていたFWリース・ヒーリー(26)も復帰するものとみられる。
ヒーリーはセンターフォワードのポジションでレギュラーに定着しており、ここまで3ゴールをマークしている。また、ハットンは左ウイングを本職としているだけに、オナイウ阿道の起用法に注目が集まる。
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