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名古屋シャビエルの母国復帰破談が判明!今春に代理人に接触も…

ガブリエル・シャビエル 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスに所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエル(28)は、今年3月に母国復帰の可能性があったことが明らかになったようだ。13日、ブラジルメディア『Superesportes』が伝えている。

 シャビエルは2013年にポルトゥゲーザでプロデビューすると、クルゼイロ、スポルチ、ECヴィトーリアと渡り歩いて2017年7月にクルゼイロから名古屋グランパスへ期限付き移籍により加入。名古屋グランパスでは移籍1年目にJ2リーグ16試合に出場して7ゴールをあげるなどJ1リーグ復帰に大きく貢献。そして翌2018シーズン以降も攻撃陣に必要不可欠な戦力として多くの試合でピッチに立っていた。

 しかし、同選手は今季ここまでJ1リーグでわずか7試合に先発出場にとどまるなど、大型補強の影響もありマッシモ・フィッカデンティ監督のもとで序列を下げている。また、先月9日に開催の第23節・横浜FC戦で先発出場した後はしばらく出場機会がなかったものの、今月10日に行われた第28節・徳島ヴォルティス戦で後半途中から出場していた。

 そんなシャビエルを巡っては、今季のJ1リーグ開幕直後に現在カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属する古巣のクルゼイロが再獲得に動いていたとのこと。同選手の代理人にコンタクトをとっていたものの、クラブが財政難に陥っていたこともあり交渉に進展はなく、破談に終わったという。

 ここまで思うように出場機会を得られいないシャビエルだが、果たして今季終了後にブラジル国内クラブが同選手の獲得に乗り出すことはあるのだろうか。