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中島翔哉の市場価値が急落!日本人最高額である中東移籍時の10%に…

中島翔哉 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF中島翔哉(27)は、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトからポルティモネンセへレンタルにより復帰しているが、同選手の市場価値が下落しているようだ。5日、ポルトガル紙『A BOLA』が報じている。

 中島翔哉は2017年夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からポルティモネンセへ移籍。ポルトガルでレギュラーをつかみ取ると、2019年2月にカタール1部のアル・ドゥハイルへ日本人史上最高額となる移籍金3500万ユーロ(約45億円)により完全移籍を果たしていた。

 同選手は2019年夏にポルトへ完全移籍により加入したものの出場機会に恵まれず、今年1月にUAEのアル・アインへ4000万ユーロ(約52億円)による買い取りオプションが付帯された半年レンタルで移籍。今年2月にはトレーニング中に脛骨の骨折や靱帯損傷という大怪我を負い、今夏にアル・アインからポルトへ一旦復帰。ただ、ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督の構想外だったこともあり、今月25日にポルティモネンセへの復帰が決まっていた。

 そんな中島翔哉について、『A BOLA』は同選手の市場価値が350万ユーロ(約4億5000万円)まで下落していると報道。2019年冬にポルティモネンセからアル・ドゥハイルへ完全移籍した際に発生した移籍金額の10分の1にまで落ち込んでいると伝えている。

 なお、中島翔哉はこれまで長期離脱を強いられていたものの、すでに個別トレーニングを再開しているとのこと。負傷箇所の回復は順調に進んでおり、全体トレーニングへの合流や公式戦での復帰は近いとみられる。