クルピC大阪前監督が惜別のメッセージ…空港でサポーターと記念撮影

　明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は先日、今季から再びチームを率いていたレヴィー・クルピ氏との契約解除を公式発表している。そのクルピ氏はすでにブラジルへ帰国しているが、セレッソ大阪サポーターに対する感謝のメッセージを残した。

　クルピ氏は当初、監督業引退を考えていたものの、今年に入ってセレッソ大阪からのオファーを受けたことにより、監督業の続投を決断。同氏率いるセレッソ大阪はJ1リーグ開幕当初は順調に勝ち点を積み重ねていたが、5月に行われたリーグ戦6試合で3分3敗とやや下降線をたどる。その後、ACL東地区のグループステージでは4勝2分、勝ち点14の1位という結果で終え、ノックアウトステージ進出が決定。しかし、7月以降はリーグ戦で1勝4分2敗と足踏み状態となり、先月25日に行われたJ1リーグ第26節・湘南ベルマーレ戦では1-5と大敗。指揮官が湘南ベルマーレ戦後のメディアインタビューで自身の進退に言及すると、クラブは翌日に監督交代を公式発表していた。

　これまで何度もセレッソ大阪で指揮を執ってきたクルピ氏は、6日に自身のインスタグラムアカウントを更新。空港で見送ってくれたサポーターとの記念写真を投稿して「私が日本を離れる時、セレッソのファンから愛情を受けたことにとても感謝しています。フットボールが私に与えてくれたすべての物事に対してありがたく感じています。ARIGATO！！！」とコメントを残している。

　なお、クルピ氏は今後のキャリアについて監督業から引退することを明かしている。