ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)は、22日に行われたセリエA2021/22シーズン開幕節・ウディネーゼ戦でベンチスタートだったことにより、今夏退団の噂が再燃している。その中、同選手はマンチェスター・シティへ向かっているとフランス紙『レキップ』が24日に報じた。
ロナウドはユベントスとの契約を来年6月まで残す中、当初は新型コロナウイルス感染拡大による財政面の悪化が原因で今夏にも退団する可能性が伝えられていた。また、同選手にはレアル・マドリード復帰の噂が飛び交っていたが、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はこれを否定。また、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンも移籍先候補にあがっていたが、実現には至っていない。
同選手は今月14日開催の親善試合・アタランタ戦では先発出場を果たしていた。その中、今季開幕直前に選手サイドがユベントスに対して退団の意向を伝えたとイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報道。これに対して、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は22日に同選手の残留を明言していた。
しかし、今週に入ってロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がマンチェスター・シティへコンタクトをとったとのこと。また、マンチェスター・シティ退団を望むポルトガル代表MFベルナルド・シウバが交換要員に盛り込まれる可能性もささやかれている。ただ、ユベントスは移籍金として少なくとも2500万ユーロ(約32億円)を求めているほか、マンチェスター・シティも現時点では同選手の獲得を考慮していないという。
今夏の移籍ウィンドウが残りおよそ1週間となる中、ここにきてロナウドの去就に関する噂が駆け巡っている。
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