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元松本山雅FW高崎寛之がベトナム1部と契約解除…新型コロナ感染拡大でリーグ戦中止

高崎寛之 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命Jリーグの松本山雅やFC岐阜でプレーした過去をもつFW高崎寛之は、昨年末にベトナム1部のサイゴンFCへ完全移籍していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中止をうけて、契約解除となったことを明かした。

 現在35歳の高崎寛之は、昨季終了後にFC岐阜からサイゴンFCへ完全移籍により加入。元日本代表MF松井大輔やかつてFC岐阜でプレーしていたMF苅部隆太郎らとともに今シーズンに臨んでいた。しかし、ベトナム国内で新型コロナウイルス感染拡大が止まらない状況を踏まえ、ベトナムサッカー連盟(VFF)は今月22日にシーズン途中でのリーグ戦打ち切りを発表。これにより、多くのクラブで外国籍選手との契約解除が相次いでいた。

 その中、高崎寛之は24日に自身のインスタグラムアカウントを更新。松井大輔や苅部隆太郎、韓国人MFウ・サンホとの記念写真をアップした上で「お久しぶりです。実は8月初旬にSaigonFCと契約解除をして今は日本に帰ってきています。もう少しで2週間の自主隔離が終わります。今後はまだ未定ですがもう少しサッカーがしたいです」と投稿。サイゴンFCを退団して無所属状態となったことを明かした。

 この投稿に対しては、「山雅のフロントさん、動いて下さい!」、「山雅に是非復帰して欲しいです!」と松本山雅への復帰を望むコメントが複数寄せられている。これまで10年以上にわたりJリーグの舞台で実績を残してきた高崎寛之だが、はたして同選手の獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。