明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人MFチアゴ・ガリャルドは、ラ・リーガ(スペイン1部)のセルタ・デ・ビーゴへレンタル移籍により加入することがほぼ確実となったようだ。22日、ブラジルメディア『TNT SPORTS』が報じている。
現在32歳のチアゴ・ガリャルドは、昨年1月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)セアラーSCを退団し、SCインテルナシオナルへ加入。移籍1年目の昨季はリーグ戦29試合に出場して17ゴールをマーク。南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでも7試合に先発出場していた。そして今季はコパ・リベルタドーレスのグループステージ全6試合で先発メンバーに名を連ねて4得点をマーク。ただ、リーグ戦ではここまで5試合に先発出場にとどまっており、8月以降は一度もピッチに立っていなかった。
チアゴ・ガリャルドはSCインテルナシオナルとの契約を来年12月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。また、同選手には日本や中国、中東からの関心が伝えられていたが、セルタが1000万ユーロ(約13億3000万円)による買い取りオプション付きの1年レンタル、レンタル料50万ユーロ(約6400万円)という条件でおおむねクラブ間合意に至ったという。
また、本人は22日に自身のインスタグラムアカウントを更新。SCインテルナシオナルに対する別れの言葉を残しているほか、リオデジャネイロに滞在していることを明かしている。これにより、周囲ではリオデジャネイロにいる家族に挨拶を行った上で、24日にもスペインへ向かうという見方が広まっているようだ。
なお、チアゴ・ガリャルドは2017年にブラジル1部のポンチプレッタから1年レンタルによりアルビレックス新潟に加入。主力として期待を寄せられる中、シーズン中盤まではJ1リーグ23試合に出場するなど好きパフォーマンスを披露。しかし、9月以降は公式戦での出場がなく、シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により退団していた。
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