明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人MFチアゴ・ガリャルドは、ラ・リーガ(スペイン1部)へのレンタル移籍に向かっているようだ。20日、ブラジルメディア『Banrisul』が報じている。
現在32歳のチアゴ・ガリャルドは、2017年カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のポンチプレッタから1年レンタルによりアルビレックス新潟に加入。主力として期待を寄せられる中、シーズン中盤まではJ1リーグ23試合に出場するなど好きパフォーマンスを披露。しかし、9月以降は公式戦での出場がなく、シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により退団していた。
同選手は昨年1月にセアラーSCを退団し、SCインテルナシオナルへ加入。移籍1年目の昨季はリーグ戦29試合に出場して17ゴールをマーク。南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでも7試合に先発出場していた。そして今季はコパ・リベルタドーレスのグループステージ全6試合で先発メンバーに名を連ねて4得点をマーク。ただ、リーグ戦ではここまで5試合に先発出場にとどまっており、8月以降は一度もピッチに立っていない。
チアゴ・ガリャルドはSCインテルナシオナルとの契約を来年12月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。同選手の去就を巡っては、Jリーグクラブが獲得に興味を示しているほか、中東や中国からの関心も伝えられていた。また、クラブ首脳陣は国外クラブからオファーが届き次第、放出に応じる姿勢を見せていた。
その中、ラ・リーガのセルタ・デ・ビーゴがチアゴ・ガリャルドを来年6月までのレンタル移籍により獲得する方向で選手サイドやSCインテルナシオナルとの交渉を行っている模様。また、レンタル料は50万ユーロ(約6400万円)であるほか、1000万ユーロ(約13億3000万円)の買い取りオプションが盛り込まれるとのことだ。
なお、チアゴ・ガリャルドはこれまでのキャリアの大半をブラジル国内で過ごしており、海外でのプレーは日本のみとなっている。
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