日本代表DF長友佑都はオリンピック・マルセイユ退団後、ジェノア移籍の噂が飛び交っている。その中、イタリアメディア『ラボチェ・ロッソブル』は同選手の加入する可能性が高まっていると19日に報じた。
現在34歳である長友佑都の去就を巡っては、プレーオフを勝ち上がってセリエA昇格を果たしたヴェネツィア、さらにはスュペル・リグ(トルコ1部)へ18年ぶりに復帰することが決まったアルタイSKからの関心が伝えられていた。また、先日にはマルセイユと再契約する可能性を一部のフランスメディアが報じていた。
しかし、今月13日にジェノアが選手サイドとコンタクトをとっているとイタリア国内の複数メディアが報道。現在選手サイドとクラブ首脳陣が交渉を行っているほか、1年契約のオファーを準備していると伝えられている。
その中、昨夏にアタランタからレンタルにより加入していたドイツ人DFレナート・チボラが、MF奥川雅也を擁するアルミニア・ビーレフェルトへ移籍することがほぼ確実になった模様。左サイドを主戦場とする22歳のチボラは、昨季セリエAで15試合に先発出場していたが、今年4月以降は公式戦で出番がなかった。これにより、『ラボチェ・ロッソブル』はチボラと同じく左サイドを本職とする長友佑都がジェノアに加入する可能性が高まったと主張している。
なお、長友佑都は昨夏にガラタサライを契約満了により退団すると、フリートランスファーでマルセイユへ加入。昨季は開幕当初ベンチを温めることが多かったが、昨年12月以降はコンスタントに出場機会を得ると、公式戦23試合に先発出場していた。しかし、マルセイユ首脳陣は左サイドバックで同選手とポジション争いを演じるフランス人DFジョルダン・アマヴィと契約延長。先月1日に長友佑都の退団を公式発表している。
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